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2018年FRBの発言まとめ

目次

 記事の内容

2018年のFRBの発言のまとめとそれに対しての評価を書いています。

とはいっても今11月29日からの内容になりますのでおまけ程度の内容になってしまうかもしれません。

内容は随時追記していくつもりです。

2018年11月28日パウエル議長の発言

NYダウ 前日比2.5%の大幅値上がり、FRB議長発言好感で TBS

NEWS

「歴史的水準からみれば政策金利は依然として低く、経済の加速も減速も招かない中立金利の下限よりわずかに低い状態にある」(FRB パウエル議長)

 

 この発言で、市場では年内にあと1回、そして来年に3回の利上げをするシナリオを示してきたFRBが、景気引き締め効果のある利上げを予定より早く打ち止めするとの観測が広がりました。

 

 

 今回のパウエル議長の発言でアメリカ経済の今後の見通しが少し変わってきました。

今までの政策金利の利上げ予想は?

11月9日の政策金利の発表の時は「米経済は力強く拡大している」という発言があり「さらなる段階的な利上げが必要」とも述べていました。

利上げ予定は年内に1回、来年にも3回の政策金利の利上げの予想がありました。

今回の発言によりどのような予想に変わるのか?

パウエル議長の「歴史的水準からみれば政策金利は依然として低く、経済の加速も減速も招かない中立金利の下限よりわずかに低い状態にある」という発言が非常に重要になります。

前回までは「さらなる段階的な利上げが必要」と発言がありましたが、今回は「歴史的水準からみれば政策金利は依然として低く、経済の加速も減速も招かない中立金利の下限よりわずかに低い状態にある」という発言に変わり、政策金利の利上げの打ち止めが早まる可能性を示唆しました。

これにより、今までの年内に1回、来年に3回の政策金利の利上げの回数も少なくなる可能性が考えられます。

株価の反応は?

FRBの発言により株が買われ終値は617.70ドル(2.5%)高い2万5366.43ドルとなりました。

為替の反応は?

FRBの発言後、ドルが売られ急落しました。

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2018年12月19日FOMC定例会合

政策金利の変化

2.25%から2.5%に上昇しました。

2019年の金利引き上げ回数を引き下げ

従来は2019年の政策金利の引き上げを3回としていましたが、今回の定例会合では2回に下方修正しました。

市場の反応は?

政策金利は上昇したものの、2019年の政策金利を3回から2回に減らしたことでニューヨークダウは大きく下げました。

さらに、発言後市場は弱気相場となっており連日安値を更新しています。

また、為替も円高ドル安が大きく進みました。

なぜ、ドル安になるのか?

政策金利の上昇は本来ドル高につながります。

しかし、なぜ今回ドル安が進んだのでしょうか?

それは、事前に政策金利を引き上げ予想が75%ということである程度政策金利が上昇することが予想をされていました。

そのため、FOMCの発表の前にすでに政策金利の引き上げ分のドル高がすでに為替に織り込まれていたと言うことがわかります。

そして政策金利の上昇よりも、もっと注目されていた材料が2019年の政策金利の上昇回数がどれくらいになるのかという部分でありました。

この部分の予想が下方修正されたことと、市場が予想をしていたよりもハト派の立場でなかったことが失望されドル安に進みました。

今後のニューヨークダウの値動きは?

FOMCの発言の後、ひたすら株価が下落している状態ですが、今週がいったんの底で反転してくる可能性がありますね。